亜麻仁油にはなぜ色々な効能があるといわれるのか

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効能が納得できる成分ばかり

亜麻仁油には人間の細胞を健康にしてくれる働きがあります。人間はもともと母親のおなかにあった受精卵、つまりひとつの細胞から始まっています。あなたの脳、髪、心臓、爪、骨、血液だって、どれを取っても全ては細胞で構成されています。その数は約60兆個といわれます。

 

美肌と健康

 

細胞のひとつひとつが健康でなければ、やはり体のどこかに影響してしまいます。細胞単位では脂質(油)の割合が約7割を占め、体全体から水分を取り除いて残った半分近くは脂質です。当たり前ですが脂質は人間の体内に必ず必要です。脂質がないことには人体は成り立ちません。

 

細胞の老化を遅らせ、病気の元になる原因を抑え、みずみずしい肌を作るには細胞単位でのケアが必要です。

 

亜麻仁油に含まれている脂質は、炭水化物やたんぱく質とともに3大栄養素のひとつです。栄養素としても大切ですが、亜麻仁油に含有されるオメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸(脂質)は、細胞膜を構成する要素として使われるため細胞を健康にしてくれることがポイントです。

 

オメガ6系の脂肪酸ももちろん細胞に必要です。しかし強固にしてくれる反面、細胞を固くしてしまいます。一方のオメガ3系脂肪酸は細胞をしなやかにする作用があります。現代人の食事はオメガ6系が多すぎる傾向が否めず、オメガ3系が圧倒的に足りていません。亜麻仁油などに含まれるオメガ3系脂肪酸を多く摂ることにより、人間の体が持っている本来の力を取り戻すことができるようになります。亜麻仁油にはこのオメガ3が豊富に含まれていることが特徴のひとつです。健康的な体を作る方法として有効です。

 

亜麻仁油に期待できる効能

  1. アトピー、花粉症などアレルギーの改善
  2. 心臓病の予防
  3. 脳機能の改善(頭がよくなる・認知症)
  4. 冷え性の改善
  5. 便秘の改善
  6. ダイエット効果(基礎代謝を高め太りにくい体を作る)
  7. 肌をきれいにする
  8. 更年期障害の改善
  9. アンチエイジング

まだまだほかに多くの効能があるといわれます。

 

前述したとおりオメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸が、細胞をしなやかにすることが効果効能の理由になっていることや、抗酸化作用や抗炎症作用、抗がん作用があると注目されている成分のリグナン、食物繊維(水溶性食物繊維と食物繊維不水溶性食物繊維をベストなバランスで含む)など、含有される成分全てに於いて人体によい効果をもたらすものばかりです。がんに関してはアメリカやヨーロッパでは代替療法として実際に亜麻仁油が使われています。

 

人間の体は口に入れて食べたものからできていることを忘れてはいけません。商業的な理由で効率や価格、利益だけを追求し精製されたものや加工されたものはやはり弊害が生じます。悪い油などは避けるべきです。

 

健康にも美容にも効果的に作用することばかりの亜麻仁油です。摂取も簡単で普段の食事にプラスαするだけです。摂らない理由は何もありません。体に悪いオイルをできる限り減らし、体によいオイルを多く摂るようにしましょう。