アロエの成分は皮膚から血管までわずか数分で浸透する
アロエの特徴のひとつに、吸収が早いという特徴があります。もうひとつ、お薬は外用薬と内服薬に別れていますが、アロエは外用にも内服にも使う事が出来るというのもアロエの特徴です。
アロエの吸収が早い事を具体例にすると、アロエを皮膚に使用した場合には皮膚からの吸収もスムーズで、血管まで到達するのに、わずか数分の短い時間しか必要がありません。また、アロエを内服する場合でも、胃の粘膜から吸収される時間を他の食べ物と比較しても短い時間で行われます。また、満腹の時より空腹の時の方が吸収がよく、薬効が高いとされています。
例えばちょっとした切り傷などの場合(ひどい出血は当然別です。すぐに病院へ行き医師の診断を受けましょう)、アロエを切ってゼリー質の部分を患部にあてると殺菌消毒になります。そのうえアロエは収れん作用も持っていますから、傷口を早く治す効果も期待出来ます。
切り傷などに使う場合には、健康な皮膚の上からではなく傷口に対して直接アロエを使うわけですから、吸収される時間も正常な皮膚の上から使うより早く吸収される事になります。
ただし、アロエは万人に合うわけではありません。切り傷などを作ってからでは遅いですから、あらかじめアロエが自分に合うのかどうかパッチテストを行っておくようにしましょう。