アロエの増やし方、挿し木

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アロエの挿し木で重要なのは十分に乾燥させる事

アロエを外用に使うにしろ内服に使うにしろ、普通は下の方の葉から切り取って使用します。そうする事によりアロエの下の部分は葉がだんだんとなくなり、茎だけになってしまいます。アロエの葉がある部分が半分ほどになったら、挿し木を考えましょう。

 

アロエの花

古くなるとアロエの茎は黒っぽい茶色へと変色して木質化してきます。挿し木はこの木質化した部分を切り取って、株を若返らせるという方法です。

 

一番下の葉より10cmほど下の茎を、ナイフや剪定バサミを使用して水平に切り取ります。葉の下の長さが少なくとも7cmは必要ですから、足りなければ下葉を切って調整し、少なくとも7cm以上は確保するようにします。

 

下の茎を切り取ったアロエは、切り口を乾燥させなければなりませんので、1週間~10日ほどの時間、風通しのよい日陰で乾かすようにします。きちんと乾いていないと腐りやすく上手く発根しませんから、充分乾燥させる事が挿し木の重要なポイントになります。

 

充分に乾かしたあとにアロエのサイズにあった鉢を用意し、7cm前後の長さの茎を土の中へ植え込みます。半日陰になる場所で1ヶ月ほど管理すると発根します。その後、半日陰の場所から日当たりのよい場所へと移して水やりを開始します。

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