痔の種類と割合

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痔の種類と割合

痔というのは痔核(じかく・いわゆるいぼ痔)、痔瘻(じろう・いわゆるあな痔)、裂肛(れつこう・いわゆる切れ痔)に代表される肛門に起る病気の総称です。意外ですが、医学的には痔という病名はありません。

 

円グラフ

ちなみに、代表的な痔の種類は上記の3種類で、全体の約8割を占めますが、残りの2割を含めると痔は実に20種類にも及ぶのだそうです。

 

そのように痔とひとことでいっても、いろいろな種類があるわけですが、痔の種類の中で男女ともに共通して患っている方が一番多いのは、痔核(いぼ痔)です。

 

痔とよばれる病気(病名ではありませんが)の中で、痔核(いぼ痔は)男女とも共通して60%近くを占めています。ですので、痔の半分以上はいぼ痔だということですね!

 

続いて多い痔の病気では男女に違いがあります。男性では痔ろう(13%ほど)に続き裂肛(8%ほど)。一方、女性の方は裂肛(15%ほど)痔ろう(3%ほど)と続いています。

 

痔の種類で男女に差がでる要因は、生活習慣によるものであるとされています。男性に比較すると、女性に便秘が多いことが女性の方が裂肛の割合が多いことの原因。たばこやお酒をたしなむの人は男性の方が多くて、そのことが男性の方が痔ろうの割合が高い原因だとされています。

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