痔の薬の種類
痔の薬の種類というと、皆さんまず初めに座薬(ざやく)がおもいつくとおもいます。テレビの市販薬のコマーシャルでもそんなイメージがありますよね。
外用として使用する痔の薬には、座薬だけではなく軟膏やクリームタイプのものがあります。あとは、内服用の痔の薬ということになります。
☆座薬
皆さんご存知のように、痔の薬といえば一番ポピュラーな薬のタイプです。肛門に挿入して使うタイプの薬ですので、形はイラストのような形をしています。
この薬は痔核(いぼ痔)と裂肛(切れ痔)に使用します。患部に直接使用するので即効性が高い痔の薬です。肛門内で溶けて粘膜を保護する作用や、血を止める止血作用、痛みを鎮める鎮痛作用があります。
☆軟膏やクリーム状の塗り薬
肌に使用するように塗るタイプのクリーム状の痔の塗り薬と、肛門内にチューブを入れ、中に注入する軟膏タイプがあります。この薬も痔核(いぼ痔)と裂肛(切れ痔)に使用し、作用も同じようなものですが、痔が肛門付近にある場合などに使用します。
☆内服薬
内服する痔の薬には、炎症を抑える作用があるものや微生物の発育を阻止する抗生物質などが含まれます。また、便秘が痔の原因となっていた場合、緩下剤が使用されます。
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