視力回復や目の健康

近視とはどんな状態?

近視とは、端的にいえば近くのものははっきり見えるが、遠くのものがぼやけて見えてしまう状態です。

ブラウンフレームのメガネ

人間は網膜で像を写しますが、近視の場合には、遠くからの光が網膜より手前で像を結んでしまいます。よって遠くがぼやけて見えてしまうことになります。

 

屈折力が強すぎる状態で、網膜より手前で像を結んでしまっていますから、調節力を働かせても、やはり遠くのものはぼやけてしまいます。

 

近視になってしまう原因は、遺伝や環境によるものなど色々いわれていますが、確定的な定説はいまだありませんし、個々の環境も人それぞれですから、特定はできないと思います。

 

環境による近視という説では、テレビやゲーム今あなたが見ているスマホやパソコンなど、確かに現代社会では、さまざまな視力を低下させるといわれているものが、生活に不可欠なものとして普及しています。

 

大自然のなかで暮らしている人間は、視力が高いというデーターもありますので、一理あるやもしれませんけど、同じような環境でも、視力が落ちない人がいるのも事実です。

 

一方、近視に遺伝的な要素が絡んでいるといわれています。親子で顔が似ているということは、目が持っている要素も遺伝するということですから、実際に遺伝してもおかしい話ではないのですが、兄弟で顔が似ていても兄弟全員が近視になるわけではありませんから、確定的な要素とはいいがたいとされています。

 

近視の種類仮性近視とは

仮性近視とは、近くを長い時間見る(例えば長時間読書を続けたり)ことによって、毛様体筋が緊張し、今度は遠くを見る時にピントが合わない状態です。一時的に近視と同様の状態になり、視力が落ちてしまいます。

 

視力が回復しやすいとされる仮性近視ですが、緊張の状態があまり長く続いてしまうと、だんだんと治りにくくなってしまいます。例えば、体の一部をある方向へ固定していたとします。その固定していた時間が長ければ長いほど、もとの感覚を取り戻すのに時間がかかるのと同じで、仮性近視も早ければ早いほど視力が回復しやすいというわけです。

 

早期の状態であれば、一般的に点眼薬で毛様体筋の緊張を解く方法がとられるようです。ただし、目に悪い状態をなるべく避けるような日常生活での努力、読書の姿勢をよくするやテレビを見る時間を短くし、離れて見るなどにも気をつけることも、もちろん必要になります。

 

せっかく仮性近視が治っても、以前と全く同じ生活を続けていては、再び近視になってしまう可能性が大いにあります。

 

近視の種類軸性近視とは

軸性近視とは、目の屈折力は一般的にほぼ正常な範囲ですが、眼軸長といわれる眼球の長さが長すぎることによって起こる近視の種類で、近視の大部分はこの軸性近視に該当します。また、遺伝による近視のほとんどが軸性近視だとされます。

 

眼軸は子供のころは短く、遠視傾向にあります。眼軸は成長とともに長くなり、大人の眼軸長(約24mm)になるのは体の成長と同じ位で20才前後といわれています。

 

目には外から目に入ってくる光が、角膜(図の水色の部分)から水晶体(図の青色の部分)をとおって、網膜(図の黄色の部分)へ像が写されますが、眼軸長が長ければ、網膜が目の奥にずれることになります。そうすると網膜の手前でピントが合ってしまうことになり、視力の低下につながってしまいます。

 

近視の多くを占める軸性近視で心配なのは、眼軸が長くなることにより網膜が引っ張られると網膜剥離を起こしやすくなってしまうことです。

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