巻き爪と治療

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巻き爪は靴社会が作った

巻き爪は現代の靴社会が作ってしまった病気であるといわれています。老若男女問わず患ってしまう可能性がある【病気】のひとつです。日本人の場合、実に10人に1人と思ったより多くの方が患っているといわれています。


しかし巻き爪のほとんどが足の爪に起るということもあって、初期症状では自分が巻き爪になっていることに気が付いていない方も多くいらっしゃいます。このサイトでは、具体的な症状はどんな症状なのか、また、具体的な治療方法などをできるだけわかりやすく解説しています。

巻き爪は痛くて辛い

巻き爪は名前が示すとおり爪が巻いてしまっている状態です。「の」の字のように、あるいはトランペットのように筒状になった状態などと形容されます。


女性の足

手の指、足の指どの指にでも起こる可能性がありますが、主に足の親指に起こります。状態がひどくなると爪の角の両端が肉に食い込んで腫れや出血を起こし痛みを伴い苦しい思いをします。爪の変形を起こしていても人によっては痛みがないという場合もあります。


しかし、変形を起こし本来の形から変わってしまった爪は、足に無理を強いていることの表れです。痛みがなければ特に放っておくという方が多いのですが、放置すれば後々痛い思いをする可能性が高くなってしまうだけです。爪の変化に気付いたなら状態がひどくなる前に適切な対処を行う必要があります。

巻き爪の根本原因

当サイトでは巻き爪の症状や治療方法を紹介していますが、再発を防止するためにも、そのほかの足のトラブルにならないためにも、巻き爪の改善のみならず根本になる原因を考え取り除く日常生活を心がけることをおすすめします。


ランニングとウォーキング

動物と比較すると二足歩行を行なう人間には、ただでさえ足に大きな負担がかかっています。この負担を体がバランスよく吸収できないと巻き爪を始めとした足のトラブルにつながってしまいます。


もちろん靴を履くこと、特にサイズが合わない靴や先の細くなった靴などが爪に負担をかけ巻き爪の大きな原因になりますが、それはあくまで直接的な原因です。体重や運動などでかかる足の負担は、歩き方や足の筋力の低下、急に増えた体重などが拍車をかけてしまいます。


巻き爪に再びならないため、ほかの足のトラブルを起こさないためには、日頃からきれいな歩き方を意識したり足の筋力が低下しないように適度な運動を行なう、自分の身長にあった体重のコントロールなども行っていく必要があるということです。とはいえ、あまり難しく考えてしまうと人間長続きしません。自分の体重を支えてくれる足は本当にスゴイということを認識し、少しだけ足をいたわる意識を持つことが重要です。

巻き爪と陥入爪の違い

医学的には区別される巻き爪と陥入爪ですが、巻き爪の方が一般的に知られており、陥入爪の場合でも巻き爪といわれることが多くあります。そのため、上記でも巻き爪という表現を行っています。


両者が混同されてしまうのは、どちらも爪の変形であり決定的な違いがないためだと思います。巻き爪は爪がトランペットのようにクルッと巻いてしまう状態です。爪が変形していることが主な症状で、押さえつけるなどの力が加わらない場合、通常痛みはありません。


一方の陥入爪は爪の端の部分が皮膚に食い込んでしまうため痛みを伴います。皮膚を傷つけてしまうため、炎症を起こしたり化膿してしまうことも珍しくなく、歩行時などに痛みを伴います。症状が進行し化膿してしまうと、指に負担がかからない状態であっても痛みを感じるようになります。陥入爪がひどくなると歩くのも困難になってしまいますから、早く治療を行うことが肝要です。

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